食品衛生責任者とは

• 飲食店や食品を販売・製造する許可や届出が必要な施設には、食品衛生上の管理運営を行う方として、施設ごとに「食品衛生責任者」（対象：営業者または従事者）を置くことが義務付けられています。
• 食品衛生責任者は次のことに努めなければなりません。また、営業者は食品衛生責任者の意見を尊重しなければなりません。
  1. 都道府県知事等が行う講習会または都道府県知事等が認める講習会を定期的に受講し、食品衛生に関する新たな知見を習得すること。（許可業種に限る）
  2. 営業者の指示に従い衛生管理にあたること。
  3. 施設の公衆衛生上必要な措置の遵守のため、必要な注意を行うとともに、営業者に対し必要な意見を述べること。
• 食品衛生責任者になるには、次のいずれかに該当することが必要です。
  1. 食品衛生監視員または食品衛生管理者の資格要件を満たす方
  2. 栄養士、調理師、製菓衛生師、船舶料理士、食鳥処理衛生管理者、と畜場法に規定する衛生管理責任者または作業衛生責任者。
  3. 都道府県知事等が行う講習会または都道府県知事等が適正と認める講習会（当協会が実施する「集合型講習会」または「ｅラーニング講習」）を受講した方。

食品衛生責任者養成講習会を受講するには

当協会では、年間を通し１２支所（各地区食協）ごとに集合形式による「食品衛生責任者養成講習会（集合型）」を開催しており、令和３年７月からは、ホームページにおいて「ｅラーニングによる講習」も開催しています。それぞれ申込方法や受講方法が異なりますのでご注意ください。